自分を「愛する」ことができる人は、誰かのことも「愛する」ことができる。
だからその純粋な愛を送られた人たちは、またこの人に愛を返したくなります。
自分を「愛する」ことを忘れてしまった人は、いつも誰かに愛してほしい、と願っていて、
その思いは、実は、ずっと自分が自分に訴えていることだと氣がつかない。
そして、自分を愛することを学んでいないから、結果的に誰かを「愛する」ことができていない。
愛して愛してと要求しながら、その大切な相手にも愛を送れていないのです。経験がないから。
そしてずっと満たされ満ちることがない。
これは、わたしたち人間の超えるべきエゴ、だったのだと思います。
分離世界での学びのテーマだったのだと思います。
ここで、あぁ、私はなんて身勝手だったんだ、という反省が、人間たちには必要でした。
そして、そのことに氣がついたなら、それをしっかり受け止めて、
しかし、裁くのではなく、事実をしっかり見つめた上で、そんな幼かった自分も許して、
その経験を超えてきた自分、氣がついた自分を讃えて、
そして、自分を愛する未知を歩き出していけばいいのです。
長年の癖であり、そして、体験がそうさせただけなのですから、
その体験のドラマに捕まっている原因(悲しみや寂しさ、怒りや絶望などなど)を癒しながら進めば、
「自分を愛する」ことができてくるようになります。
すると、勝手に周りの人々から愛されていることに氣がついていくでしょう。
自分の周りで愛が大きく豊かに循環していることに氣がつき始めます。
「あぁ、幸せだなぁ」という瞬間が続いていることに氣がついていきます。
そしてまた、その思いは伝播していくのです。
あなたの愛が溢れ続けます。
それは周りにも自分にも注がれて、誰かの愛も同じようにその人にも周りにも注がれています。
初めから大いなる愛の中にいたことも思い出し始めます。
そして、自分を愛して、自分の要求に自分で応えていくことでしか、
自分の本当の望み、願いは、捉えることはできません。
だから、本当の自分で、幸せに生きるためには、
とにかく自分を愛していく、許していく、受容していく、ことです。
誰かに求めていることに氣がついたなら、あぁ、それはわたしが私にずっとしてほしかったことなんだね、と氣がついていけばいい。
そして、そのしてほしいことを、自分でしてあげて、満たしていくのです。
小さなことからで大丈夫。
まずは、自分の五感を満たしながら、そして、本当の望みにフォーカスしていってください。
そして、あなたらしく生きて、どんどん本来の振動へ還っていってください。
そのことは、必ず人類への、地球への、宇宙への恩恵になります。
そして、その本来の振動でこそ、地球に共振していくことができます。
あなたが悲しいと私も悲しい。だから幸せに生きていて。
私の、人間たちへの願いです。
そして、これもわたしが私に伝えていること。本当の望みを叶えて、と。